2023.01.01

排水構造物工「C-ONE工法」

C-ONE工法協会

 

 

老朽化した地中の既設管路内に、熱硬化性樹脂を含浸した更生材を反転挿入し、温水を循環させて新たな管を築造する非開削の工法である。

下水道をメインに、農業用水・工業用水・樋管・鉄道横断管・道路横断管など、様々な管に適用しており、(公財)日本下水道新技術機構の建設技術審査証明書も取得している。

2020年3月より、審査証明書がSタイプ(審査証明 第1926号)とGタイプ(審査証明 第1927号)に分類となった。

 

 

 

   特 徴

 

1.非開削で施工をするため、地下埋設物に影響を与えることがなく、施工後の現状回復も

 早い。

2.本管の施工は、ステージ式で水圧+空気圧により既設管路内に反転挿入する方法や、

 転機を使用して、空気圧により反転挿入する方法、小規模の施工では引き込みによって

 更生材を設置する方法など、現場の状況等に応じて施工方法を選択することができる。

3.塩ビ管新管と同等程度の粗度係数を有しており、流下能力の向上が見込める。

4.本管と取付管で同一の更生材を使用することで水密性を有する一体化施工ができ、浸入

 水対策として有効。

 

 

 

 

   本管更生材構造図

 

 

 

   適用範囲

 

 

 

 

 

 

 

   施工方法

 

〈C-ONE ライニング材 反転状況〉

 

 

〈C-ONE ライニング状況〉

 

 

 

施工前

 

 

施工後