2023.01.01
ハイパワーフェンス協会
落石防護と雪崩予防・せり出し防止等、防雪対策との兼用柵、または雪崩予防柵、せり出し防止柵、堆雪柵としての適用を目的として開発された工法である。
特 徴 |
1.落石防護機能を兼ね備えた防雪対策工
最大積雪深5.0m 程度までを対象とした防雪対策工(雪崩予防柵、せり出し防止柵、堆
雪柵)であり、専用の緩衝金具を使用することにより、積雪対応型の高エネルギー吸収
型落石防護柵としての適用が可能。
2.実規模実証実験による性能照査を実施
『落石対策便覧』記載の「実験による性能検証法」に準拠した実規模実証実験を行い、
落石防護性能を検証済み。
最大1000kJ の落石エネルギーに対応可能である。
実規模実証実験(全景) |
重錘捕捉状況 |
3.脆弱地盤等の様々な地盤条件に適用可能
コンクリート擁壁上への設置はもちろん、大口径ボーリング等で削孔した地盤に支柱を
建て込むことができ、既設擁壁背面や脆弱地盤にも適用が可能。
4.自然環境との調和
部材は景観に配慮したスレンダーでコンパクトなものとなっており、景観に合わせた色
彩の塗装も可能。
施工事例 |