2023.01.01

素地調整工「循環式ハイブリッドブラストシステム」

循環式ハイブリッドブラストシステム工法協会

 

 

 

「循環式ハイブリッドブラストシステム」は、橋梁補修強工等において、鋼構造物の素地調

整(1種ケレン)やコンクリート劣化部のチッピングを行うための循環式機能付きのブラス

ト工法である。

ブラスト処理後のケレンかす(研削材・剥離剤)を吸収分別し、研削材を再利用出来るのが

特徴。操作も、すべて筒先のボタン方式で制御することができ省力化を実現している。ブラ

ストマシンは大型機から小型機まで5タイプが取り揃えられており、さまざまな現場への対

応が可能である。

(NETIS 登録番号 QS-150032-VE)

 

 

 

   特 徴

 

1.経済性の向上・環境負荷軽減

 研削材の循環式機能を付加した事で、産業廃棄物の排出量を低減できるため、経済性の向

 上および環境負荷低減が期待できる。

 

 

2.作業環境の向上

 研削材にスチールグリッドを採用する事により、粉塵の発生を抑制できるため、作業環境

が向上する。

 

 

3.施工性の向上

 大型機から小型機まで取り揃えたことにより、施工条件や現場条件に応じて機種を選定で

きるため、施工性の向上が期待できる。

 

 

4.移動性に優れている

 車載型ブラスト機の場合、移動性に優れているため設置スペースに制約が有る現場や点在

する現場に最適である。

 

 

5.労務コストの縮減

 筒先のボタン操作のみで制御できるため、操作に係る労務コストを縮減できる。

 

 

6.現場に応じた5type の機械

 現場に応じて5type の機械を揃えているため、橋梁の他にも設置困難な歩道橋・支承の

施工にも対応可能である。

 

 

 

 

 

【type1】 ブラスト投射・回収200~300m施工可能な大型機。

設置スペースは7m×7m河川場など橋長の長い橋梁に有効。

 

 

 

 

 

 

【type2】 ブラスト投射・回収80~100m施工可能な中型機。

設置スペースは5m×5m一般的な橋梁に有効。

 

 

 

 

 

 

【type3】 ブラスト投射・回収80m施工可能で、設置スペース

3m×5m設置スペースの確保が困難な橋梁に有効。

車載可能な設計の為、規制内での施工が可能。

 

 

 

 

 

 

【type4】 ブラスト投射・回収20m~40m施工可能で、設置

スペースの確保が困難な歩道橋等に有効。

 

 

 

 

 

【type5】 ブラスト投射・回収20m~40m施工可能で、3t車

に搭載可能。