2022.01.01

コンクリート混和剤(材)「ルブリ」

株式会社 ウッドプラスチックテクノロジー

 

 

 

コンクリート圧送初期の配管閉塞の低減に、従来から使われているのがモルタルである(先

行材料、先行モルタル)。ルブリは先行モルタルに替わるものとして、廃棄量の削減や圧送

開始時間の短縮、環境負荷の低減などを実現した新しい圧送用先行剤である。

 

 

 

 

   特 徴

 

1.わずかな使用量で配管内に薄く均一な潤滑層を形成し、配管閉塞を低減する。

2.モルタルの場合、先行材部分と正常な生コン部分の区別は熟練工の勘に頼っていたが、

ルブリの場合、ピンクに着色されているので目視で区別できる。

3.ルブリの主原料は、生コン工場から発生した生コンスラッジを改質した次世代マテリア

ル(多孔質炭酸カルシウム)である。リサイクル材を使用しているため環境負荷が小さい。

4.廃棄量は先行モルタルの1/10であり、産業廃棄物を削減することができる。

5.専用アジテーター車を、必要としない。

6.先行モルタルのように固化する事がないため、作成後数時間経っても、再度撹拌すれば

利用可能となる。

7.ルブリは、打設するコンクリートに応じて配合の調整をする必要がない

8.水を加えて、振ってかき混ぜるだけで簡単に使用でき、ペースト状なので強風時におい

ても、周辺環境を汚染することなく施工できる。

 

 

 

 

   ルブリ製品形態

 

 

1.バッグインボックス(BIB)タイプ

 撹拌と希釈水が不要。

 振って入れるだけで使用可能。

 いつどこでもこの一個で圧送が可能。

            

 

 

 

2.ペール缶タイプ(10kg・20kg)

 ペースト状の製品。

 現場で加水・撹拌が必要。

 圧送ポンプを使用する様々な状況において

 利用可能製品。

      

 

 

 

3.250kg ドラム缶タイプ

 ペースト状の製品。

 現場で加水し撹拌が必要。

                        

 

 

 

   使用方法(ルブリBIB タイプ)

 

1.配管を解除し、BIB を50秒ほど振ったり転がしたりする。

 

  

 

 

2.ルブリを投入

 

  

 

 

3.配管を接続

 

4.生コンを投入

 

  

 

 

5.圧送開始

 

6.ルブリを排出

 

  

 

 

7.正常な生コン色となるまで排出