ケミカルアンカー

2022/04/07 更新
  • Rタイプ

概要

樹脂および硬化剤、骨材がガラス管の中に入っているカプセル方式の接着系アンカー。コンクリートなどの母材に所定の寸法で穿孔し、その中にカプセルを挿入、ハンマードリルなどでアンカー筋を埋め込むことにより、カプセル内容物が撹拌・混合され、その結果常温で約30分(20℃の場合)で硬化し、信頼性の高い安定した固着力が得られるあと施工アンカーである。

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特徴

1.建物の利用者や施工者の健康に配慮した設計
① 厚生労働省が危険有害性情報として「発がんのおそれの疑い」、「生殖能又は胎児への悪影響のおそれ」等を注意喚起している「スチレン」を原材料に使用しない。
② 非スチレン系樹脂の採用により、嫌な臭いが低減し、現場の作業環境が改善。
③ アンカー筋の埋め込み時の発生音が60dB未満に低減し、近隣への騒音対策も万全。

2.回転施工により施工性が楽に
アンカー筋の埋め込み機械を従来のハンマードリル(回転打撃施工)から電気ドリル(回転施工)としたことで、
① アンカー筋の埋め込み時間が約25%向上。(M16埋込深さ130㎜の場合)
② 埋め込み機械が軽くなり、作業負担が大幅に軽減。

3.信頼性が高いガラス管タイプでさらに安心
① 「各種合成構造設計指針・同解説」(一社)日本建築学会など、多くの指針に適合しているガラス管タイプ。
② アンカー引張強度が約10%向上した(従来品比較)。
③ 品質保証期間が製造日より2年間となり、長期保存が可能になった。

施工手順

会社情報

会社名
日本デコラックス(株)
TEL
0587-93-2411
企業情報
公式サイト

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