V-JET工法

2024/08/28 更新

NETIS登録番号:KT-120047-A(旧登録)

概要

セメント系硬化材を大容量で超高圧噴射するとともに、硬化材の周囲に高速のエアーを噴射することにより地盤を切削し、円柱状の改良体を高速施工する二重管方式の高圧噴射攪拌工法。

新規性

段差対向噴射機構を持ち、噴射流のエネルギーを最大限有効活用できる特殊専用モニターにより、効率的な切削が可能となり、施工の高速化と改良体の大口径化を図っている。硬化材噴射量および機械設備により4つのタイプ(V0、V1、V2、V3)からなり、改良目的に応じて造成径を幅広く設定することができる。また4タイプのほか、改良体積当たりの固化材量を大幅に抑え、液状化対策に適したVEタイプがある。

期待される効果

1.大口径の改良体を高速造成
独自開発の高い噴射効率を発揮する特殊専用モニターを使用し、大口径の改良体を高速で造成する。
2.改良体造成径を幅広く設定
特殊専用モニターと噴射仕様の組合せにより4タイプ(V0、V1、V2、V3)からなり、改良体造成径を幅広く設定することができる。
3.直接削孔方式を採用
削孔から造成までをひとつの施工機で連続的に行うため、コンパクトな設備による効率的な施工ができる。
4.噴射攪拌効率向上による排泥発生量の低減
噴射攪拌効率の向上により、改良体積当たりの噴射量を少なくし、排泥発生量を低減する。
5.地盤の液状化対策にも適用
改良体積当たりの固化材量を大幅に抑えた仕様の3タイプ(VE1、VE2、VE3)で、地盤の液状化対策などの地盤改良を経済的に施工できる。
6.優れた経済性
大口径化、高速施工、排泥減量化によって、従来工法に比べて優れた経済性を発揮する。

適用条件

① 自然条件
・未固結の砂質土(N≦200)、粘性土(N≦9)
② 現場条件
・プラント配置の必要面積 
V0タイプ    : 8m×15m
V1(VE1)タイプ: 8m×16m
V2(VE2)タイプ: 8m×20m
V3(VE3)タイプ:10m×20m
・施工機械の仕様
V0タイプ    :作業幅2.5m以上、作業高2.5m以上(低空頭仕様)
V1(VE1)タイプ:作業幅3.0m以上、作業高4.0m以上
V2(VE2)タイプ:作業幅3.5m以上、作業高4.0m以上
V3(VE3)タイプ:作業幅4.0m以上、作業高4.0m以上
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し
・プレミックスの専用固化材が供給できない離島等は「現場練り配合」で対応可(要相談)
④ 関係法令等
・国土交通省通達「セメントおよびセメント系固化材を使用した改良土の六価クロム溶出試験(案)」、他

施工事例・施工実績

工事採用実績

28件
254件
81件

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
東興ジオテック(株)
TEL
03-3456-8761
企業情報
公式サイト

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