新規性
・工事のリスクアセスメント作業の手間を大幅に削減
・従来は、施工作業ごとにリスク要因を探しだし、現場でのリスク管理対象要素を決定し、その内容に応じて災害事例、ヒヤリハット事例、法規制を整理する。
・加えて、リスクを除去および低減するための対策を講じるという一連の作業を各種情報、書籍などから分析、収集、整理する事が必要となる。
・本技術では、コンピュータ内にセットされた本技術の情報類を元に、作業を選択することにより、上記を連動して整理し、データとしてまとめることができる。
期待される効果
・リスクデータの抽出を自動化する事により、重大なリスクを漏れなく、正確に、素早く把握する事が出来、重大災害の防止対策・法令順守を的確に実施できる。
・労働安全管理にかかる労力の軽減・教育の推進に効果がある。
・安全管理のための業務を軽減できることにより、継続的に労働災害防止活動をおこなえ、それにより企業体質の強化が期待できる。
・災害事例画像の3D映像化技術により、死角となる領域を最小限にすることにより、リスクポイントをより的確に把握することで、精度の高い安全管理が可能。
・リスクアセスメントをゼロから実施するのではなくあらかじめ登録されたリスクデータを抽出し、作業所の環境に合わせ抽出されたリスクと対策が当該現場に於いて適切かを検討することで精度の高い安全管理を実施することが可能。
適用条件
①自然条件
・ 特になし
②現場条件
・本技術がインストールされたパソコン。
・パソコンを使用するため、電源が取れ、パソコンでの作業ができるスペースが必要。
・搭載データの更新をする場合には、インターネット回線が必要。
③技術提供可能地域
・情報機器が輸出入規制されている、持ち込みが制限などされている国・地域など。
・安全衛生法令等が日本と異なる国・地域など。
④関係法令等
・特になし