アーバンリング

2024/02/29 更新
  • 施工状況1
  • 施工状況2

概要

アーバンリング®は都市部の厳しい施工環境における地下構造物構築工事向けに開発された分割組み立て型の壁体リング。鋼製とRC製があり、立坑、人孔、地下駐輪施設、橋梁下部工など多目的に使用。

新規性

・周辺地盤への影響が少なく安全で確実な工法
・狭隘な施工ヤードに柔軟に対応できる都市型工法
・路下、上空制限にも対応可能
・ビルトリング方式による構築で機動性に優れる

期待される効果

・地盤改良の必要がなく、地下水への影響がない
・振動、騒音が少ない
・部材が小型軽量のため扱いやすい
・高い止水性が確保できる
・工期の短縮が図れる
・一時占用帯(路面覆工下)の施工にも対応でき、路面開放が可能
   特 徴

 

1.周辺に影響を与えない

・近接構造物や周辺地盤に影響を与えず安全である。

・地盤改良の必要がなく地下水への影響がない。

・振動、騒音が少ない。

 

2.施工性に優れている

・平面的に狭隘な施工ヤードに対応できる。

・上空制限(高架下、路面覆工下)にも対応できる。

・工期の短縮が図れる。

・部材が小型軽量のため扱いやすい(鋼製)。

 

3.適応範囲が広い

・形状:円形、小判形

・内径:3.0m以上(任意サイズ)

・深度:70m程度

・土質:軟弱シルト、粘度、砂、礫、軟岩、中硬岩

 

 

 

   リング構成図

 

 

 

 

   アーバンリング圧入工法

 

鋼製セグメント圧入工法などとも呼ばれる。工場で製作されたアーバンリングピースを立坑形状に合わせて地上で組み立て、アーバンリング内部の掘削、沈設の作業を繰り返しながらリングを増設して、所定の深度まで沈設する工法である。

 

 

 

   用 途

 

シールドや推進工法の発進・到達立坑、人孔、地下駐輪施設用躯体、橋梁下部工、橋脚補強工、他   

 

 

 

 

   実 績

 

・東京都下水道局 第二岩淵幹線立坑設置工事(1999年9月)

•北千葉広域水道企業団導水管更新に伴うトンネル工事(2020年8月)
•東京都下水道局蛇崩川増強幹線工事(2021年2月)
•431基(2021年3月末現在)

 

 

 

   新 工 法

 

・アーバンライナー工法

・アーバンウォール工法

 

■実 績
•東京都下水道局蛇崩川増強幹線工事(2021年2月)
•埼玉県行田浄水場着水井耐震化原水管布設工事(2021年9月)
•湊川付近鋼製橋脚等大規模更新工事(2021年12月)
•461基(2022年3月末現在)

 

 


 

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
JFE建材(株)
TEL
03-5715-6700
企業情報
公式サイト

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