新規性
・従来はコンクリートを使用していたが、耐摩耗鋳鋼材による鋳造プレート構造にした。
・従来は現場打ちコンクリートであったが、工場製作による2次製品としたプレートとし、配筋ユニットにて固定するものとした。
・配筋ユニットに固定したメタガードを新設、または既設コンクリート表面部にセットし、充填コンクリートを打設し固定するものとした。
(メタガードは、平面用(フラット型、L型)曲面用(曲面型)がある。曲面型は、どのような複雑形状にも対応可能(鋳造製作のため)である。メタガード間の隙間は、コンクリート打設時の空気抜きを有効にするために2mm~4mm程度になるように配筋ユニットで調整してある)
期待される効果
・コンクリート表面を特殊鋳鋼材とすることで、耐摩耗性、耐衝撃性、耐変形性が向上し、耐久性が向上した。
・工場製作による2次製品とすることで、製品の工場での品質管理が可能になる。
・配筋ユニットに複数枚固定されているために、施工時間が短縮できた。
・寸法サイズを小分割(500mm×500mm)することで、万一、損傷した場合でも、損傷したプレートを交換できる。
・構造物の長寿命化により、メンテナンス回数およびメンテナンス費用が低減でき、ランニングコストの低減と土石流による地域住民の安全確保および地球温暖化防止に寄与できる。
適用条件
① 自然条件
・強風時、強雨時、豪雪時、地震時を除く自然条件で可能。
② 現場条件
・製品を仮置きするヤードが必要(メタガード10m2あたりとして6m×6m程度)
・クレーンを使用する(25tクレーンの場合、据付ヤードは10m×10m程度必要)
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
・運賃は地域によって異なる。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具