リハビリシリンダー工法

2022/12/19 更新
  • リハビリシリンダー工法 概念図
  • リハビリシリンダー工法 施工状況

NETIS登録番号:CG-110017-VE(旧登録)

概要

亜硝酸リチウムを併用したコンクリートひび割れ注入工法

新規性

・従来のひび割れ注入工は、単にひび割れを充填・閉塞することを目的としているが、本技術はひび割れ充填・閉塞に加え、亜硝酸リチウムによる鉄筋腐食抑制効果およびASR膨張抑制効果を付与している。
また、従来のひび割れ注入器具は分解、再利用できない構造だが、本技術で使用する自動低圧注入器「リハビリシリンダー」は分解清掃が容易に行えるため、再利用が可能。

期待される効果

■亜硝酸リチウムによる補修効果
・腐食環境にある鉄筋周囲に亜硝酸イオンが浸透拡散することによる鉄筋防錆効果。
・コンクリート表層部にリチウムイオンが浸透拡散することによるASR膨張抑制効果。
■リハビリシリンダーのメリット
・低圧で奥行きの深いひび割れ先端部まで確実に注入できるため、補修後のコンクリートの品質が向上する。
・強弱二重のスプリング圧力は増減することができるため、ひび割れ幅に応じて適切な注入圧力を調整することができる。
・リハビリシリンダーは分解することができるため、注入量や残量を正確かつ容易に計測することができる。
・また分解清掃が容易に行えるため、再利用が可能となり、経済性に優れる。

適用条件

① 自然条件
・気温0℃以下では冬季用抑制剤を使用する必要がある。
② 現場条件
・ひび割れから大量の漏水がある場合は適用不可。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • 注入器具リハビリシリンダー
  • ディスクサンダー
  • 高圧洗浄機
  • 発動発電機

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
福徳技研(株)
TEL
082-243-5535
企業情報
公式サイト

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