テラセル擁壁工法

2024/09/09 更新
  • テラセル規格寸法図
  • 国土交通省 八ツ場ダム

NETIS登録番号:KT-090023-VE(旧登録)

概要

もたれ擁壁構造を高密度ポリエチレンでできたハニカム状の軽量型枠を用いて、土構造のもたれ擁壁を構築する技術。

新規性

・従来のコンクリート製品を高密度ポリエチレンからなる軽量なテラセルに変えた。
・テラセルはハニカム状の立体構造である。
・テラセルを階段状に積上げることで擁壁構造体を構築できる。
・剛なコンクリート壁面構造から柔な高密度ポリエチレン壁面構造に変えた。

期待される効果

・テラセルに変えたことにより、部材が軽量になり、施工性と施工時の安全性が向上した。
・ハニカム構造の拘束効果により、現地発生土や砕石など多様な中詰材が使用できる。
・コンクリートブロック積工と比べると残土処理が削減でき、壁面緑化も可能である。
・柔な高密度ポリエチレン壁面構造に変えたことにより、基礎地盤の不等沈下に追従できる。

適用条件

① 自然条件
・テラセルの使用可能気温は氷点下26℃から+43℃まで。
② 現場条件
・通常の土工が行える現場(施工幅2.5m以上)。
・ミニバックホウが入っていけない狭小な現場。
・製品の仮置きに1パレット分(約1.0m2)のヤードが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • プレートコンパクタ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
東京インキ(株)
TEL
03-5902-7627
企業情報
公式サイト

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