配力筋一体型トラススペーサーを用いた連続鉄筋コンクリート舗装の配筋

2021/03/03 更新

配力筋一体型スペーサーと配力筋の仮配置状況
配力筋一体型スペーサーと主筋、配力筋の配筋状況

NETIS登録番号：CG-190013-A

概要

連続鉄筋コンクリート舗装の配筋時に使用するスペーサーと配力筋を一体化した技術。

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製品概要

新規性

・従来のバー型スペーサーに比べ、載荷重性能を向上させたスペーサーの頭頂部の筋（φ6㎜）を配力筋（D13）に置き換え、配力筋一体型として製作している。
・従来はスペーサーを配置してから配力筋を配筋していたが、スペーサー配置と配力筋配置が同時となる。
・従来のバー型スペーサーより、スペーサー単位の載荷重性能は向上している。
・従来スペーサーは長さが短く分割されていたが、配力筋一体型スペーサーは現場で使用される配力筋の長さと同じ、一本物の長さで製作している。

期待される効果

・従来の配筋作業は「スペーサー配置→配力筋配筋→主筋配筋」であったが、「スペーサー配置=配力筋配筋→主筋配筋」となり、工程量が減るため省力化が図れる。
・スペーサーとしての載荷性能が高いため、配筋上での各作業においても変形が無く、コンクリートのかぶり厚を適切な保持することができるため、コンクリート舗装の品質確保が期待できる。