ミドルハンマ工法(低振動・低騒音・低粉塵ダウンザホールハンマ)

2024/08/30 更新
  • 工法概要
  • 新規性

NETIS登録番号:QS-200013-A

概要

基礎工のダウンザホールハンマにおいて、特殊なファーストケーシングを取り付けるだけで振動、騒音、粉塵を低減できる工法。

新規性

・通常のダウンザホールハンマに、ファーストケーシングと称する装置を取り付ける構造とした。
・ファーストケーシング内部にレシーバータンクを設け、ピストン可動に必要な圧縮空気を貯められるようにした。
・レシーバータンクとファーストケーシングの間に、不凍液あるいは防音材を充填できるようにした。
・圧縮空気と併せて清水を注入し、圧縮空気の圧力と特殊な装置により清水をミスト状にさせ、ビット先端から吐出できるようにした。

期待される効果

・通常のダウンザホールハンマにファーストケーシングを取り付ける構造としたことにより、既存のダウンザホールハンマを活用できる。
・ファーストケーシング内部のレシーバータンクにピストン可動に必要な圧縮空気を貯めれるようにしたことにより、エアーコンプレッサーと打設場所の距離が離れていてもコンプレッサーの増設が不要となるため、コンプレッサー費用と燃料消費量の軽減、コンプレッサーの省スペース化、施工場所によっては大型クレーンが不要となり、施工性が向上する。
・ファーストケーシング内部のレシーバータンクにピストン可動に必要な圧縮空気を貯めれるようにしたことにより、圧縮空気の安定供給が可能となるため、ピストンの落下高さが通常(150mm程度)の半分(75mm程度)でも同等の掘削能力を確保でき、掘削時の騒音・振動を低減できる。
・レシーバータンクとファーストケーシングの間に不凍液あるいは防音材を充填することにより、掘削時の騒音を低減できる。
・ビット先端からミストを吐出することにより、掘削時の粉塵を低減できる。

適用条件

① 自然条件
・クレーン吊下げ作業のため、強風時は施工に注意を要す
② 現場条件
・クレーン、コンプレッサー、発電機等の設置スペースとして、15m×15m程度必要
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・環境省「振動・騒音規制法」

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
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2件

施工手順

会社情報

会社名
(株)栄輝
TEL
096-380-3637
企業情報
公式サイト

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