ユニバーサル洗浄工法

2024/08/30 更新
  • 洗浄イメージ図
  • 洗浄前後比較

NETIS登録番号:KK-190045-A

概要

・高圧噴射が可能な回転ノズルを使用して、深井戸等のスクリーン等の内面に付着した泥、砂、汚れ、硬着物を洗浄する工法である
・井戸口径に合った特殊洗浄ノズルから超高圧水を噴射させ、井戸孔内を斑なく洗浄し、孔内の付着物を剥離していく。更に管内側からストレーナ外部へ超高圧水を送り込む事で裏込めの充填砂利部分を洗浄する
・同時に水流制御パッド内に水の搬送作用渦が発生し、充填砂利の間に入り込んだ地層砂や固着した砂、粘土、錆スケール等を井戸孔内に引き込む事が出来る
・薬品は一切使用せず、水のみで洗浄する

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新規性

・機械組立・解体作業が不要である
・従来技術は円筒形ブラシを上下させるだけの洗浄であったが、新技術は仕様が最高圧力25.0~32.0MPa、常用圧力21.5~27.0MPa、吐出水量190.1~150.2L/min の超高圧洗浄車から供給される超高圧水で、回転速度770回転/minの特殊洗浄ノズルからの超高圧噴射により井戸孔内の洗浄を行う
・既設ケーシング管のみならず、奥に裏込めされた充填砂利までの洗浄がなされている事を水中カメラ調査により確認している

期待される効果

・機械組立・解体作業が不要なため、経済性向上と工程短縮が図られる
・奥に裏込めされた充填砂利までの洗浄が可能なため洗浄品質が向上
・二重ケーシング管設置後においても、砂や粘土を引き込み、既設ケーシング管の洗浄が可能で、作業スペースがコンパクトとなり施工性が向上
・従来工法で洗浄効果が芳しくなかった井戸においても、充填砂利部分まで洗浄する事により湧出量回復が期待できるため井戸の掘り直しが必要ない
・破損部等の部分洗浄は従来技術では不可能であったが、本技術では可能となる

適用条件

①自然条件
・台風、凍結等の気候以外は施工可能である
②現場条件
・4t超高圧洗浄車(長さ6.3m×幅2.2m×高さ2.4m)の作業スペースがあれば施工可能で
③技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。
④関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

6件
277件
53件

施工手順

会社情報

会社名
VEEma(株)
TEL
0776-35-5555
企業情報
公式サイト

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