新規性
・機械組立・解体作業が不要である
・従来技術は円筒形ブラシを上下させるだけの洗浄であったが、新技術は仕様が最高圧力25.0~32.0MPa、常用圧力21.5~27.0MPa、吐出水量190.1~150.2L/min の超高圧洗浄車から供給される超高圧水で、回転速度770回転/minの特殊洗浄ノズルからの超高圧噴射により井戸孔内の洗浄を行う
・既設ケーシング管のみならず、奥に裏込めされた充填砂利までの洗浄がなされている事を水中カメラ調査により確認している
期待される効果
・機械組立・解体作業が不要なため、経済性向上と工程短縮が図られる
・奥に裏込めされた充填砂利までの洗浄が可能なため洗浄品質が向上
・二重ケーシング管設置後においても、砂や粘土を引き込み、既設ケーシング管の洗浄が可能で、作業スペースがコンパクトとなり施工性が向上
・従来工法で洗浄効果が芳しくなかった井戸においても、充填砂利部分まで洗浄する事により湧出量回復が期待できるため井戸の掘り直しが必要ない
・破損部等の部分洗浄は従来技術では不可能であったが、本技術では可能となる
適用条件
①自然条件
・台風、凍結等の気候以外は施工可能である
②現場条件
・4t超高圧洗浄車(長さ6.3m×幅2.2m×高さ2.4m)の作業スペースがあれば施工可能で
③技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。
④関係法令等
・特になし