新規性
金属製可とう電線管の被覆素材において、塩化ビニル(PVC)被覆から熱可塑性エラストマー(TPE)に変えた。
期待される効果
●金属製可とう電線管の被覆素材において、塩化ビニル(PVC)被覆から熱可塑性エラストマー(TPE)に変えたことにより、以下の向上が図れる。
・高い難燃性により燃え広がらないため、火災時の被害拡大、2次災害を抑制により安全性の向上が図れる
・燃焼しても、有毒ガス(ハロゲン化水素ガス)が発生しないことより、災害時の人的被害の抑制により安全性の向上が図れる
・塩化ビニルを使用しないことで、有毒ガス(ハロゲン化水素ガス)の発生がないため、大気土壌汚染の抑制により周辺環境への影響の抑制が図れる
●環境配慮/高難燃型の被覆素材の可とう電線管は以下の内容により、SDGs取り組み製品である。
・燃焼してもダイオキシンが発生しないため、大気汚染の防止効果が期待される(目標3)
・高い難燃性の被覆素材(TPE)の使用により、災害時の被害を最小限に抑えることで、安全かつ強靭で持続可能な都市の実現(目標11)に貢献
適用条件
① 自然条件
・特になし
② 現場条件
・特になし
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関連法令等
・金属製可とう電線管においては『電気用品安全法』(令和4年)
・工事については『電気設備に関する技術基準を定める省令』(経産省、令和4年)