新規性
クレーンのブームアタッチメントの検査の際、ブームを伏せて目視で検査から、稼働姿勢のままドローンを活用して検査箇所を自動撮影できる技術に変えた。
期待される効果
ブームを伏せて目視で検査から、稼働姿勢のままドローンを活用して検査箇所を自動撮影できる技術に変えたことにより、
(1)伏せたブームの場所を確保するが必要なくなり現場条件の緩和
(2)ブームアタッチメントの起伏作業が省略され省力化
(3)高所作業が不要になるので安全性の向上
(4)良否判定の手書記録から、自動撮影により正常・異常を網羅的に画像として記録ができ品質の向上
が図れる。
適用条件
①自然条件
・最大風速5m/s以下であること
・降水、降雪、結露時以外であること
・外気温0~40℃の範囲内であること
②現場条件
作業スペースとして、クレーンの据付スペースに2mを加えた範囲。(ブーム伏せの場所の確保の必要なし)
③技術提供可能地域
技術提供地域について制限なし
④関係法令等
・クレーン等安全規則第76条、77条(令和2年施行/移動式クレーン月次、年次定期自主検査)
・移動式クレーンの定期自主検査指針(トラス構造ジブ)
・航空法132条及び132条の2(令和2年施行/飛行禁止空域及び飛行方法)
・重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律(平成28年施行/飛行禁止場所)