コンビジャイロ工法

2021/08/11 更新
  • 仮締切り、上部障害下での施工

NETIS登録番号:CB-130005-A(旧登録)

概要

鋼管杭とハット形鋼矢板を組合せ自立式の連続壁を構築する技術

新規性

・鋼管杭とハット形鋼矢板の組合せにより壁体を構成する。
・ハット形鋼矢板と鋼管杭の圧入を一台の圧入機で行う。

期待される効果

■鋼管杭の剛性とハット形鋼矢板の止水性を併せ持たせることにより、軽量で高剛性な壁体が構築できる。
・ハット形鋼矢板はボイリング対策やヒービング対策に必要な根入長さでよいため、鋼管杭より長さを短くすることができる。
・鋼管杭の径と厚さおよびピッチ(ハット形鋼矢板幅900mmを基準)を調整することで、所要の壁体剛性を容易に設定できる。
・用途に応じて、鋼管杭の配置をハット形鋼矢板前面、または背面とすることができる。
・引き抜き撤去が容易なため、仮設構造物にも利用できる。

■ハット形鋼矢板と鋼管杭、それぞれの専用圧入機を入れ替えることなく、効率の良い施工ができる。
・無振動、無騒音での施工により、周辺への影響を最小にする。
・鋼管杭回転圧入時の排土がほとんどなく、環境への影響を抑止する。

適用条件

① 自然条件
・大雨、強風、雷、雪等でクレーン作業に支障をきたすような場合には、気象の状況に留意し場合によっては作業を中止するなど適切な措置が必要。
② 現場条件
・機械の組立、解体時及び施工時には250m2相当の作業スペースが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限はなし。
④ 関係法令等
・騒音規制法、振動規制法、特定特殊自動車排出ガス規制法 等に準拠

使用する機械・工具

  • 油圧式杭圧入引抜機
  • パイルオーガ
  • リングビット
  • ラフテレーンクレーン
  • 発動発電機

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)技研製作所
TEL
03-3528-1633
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法