インジェクト工法
2025/03/11 更新新規性
・インジェクト層の強度にバラツキが少なく均一な仕上げができる
・長時間にわたり、大型車の通行による衝撃荷重に十分耐えることができる
・車両の走行による天然石の剥離がない
・施工後、速硬タイプは約3時間で交通開放が可能
・下地がアスファルト舗装でも天然石舗装が可能
・不整形の天然石ブロックも使用できる
・ロードヒーティングシステムの併用ができる
・長時間にわたり、大型車の通行による衝撃荷重に十分耐えることができる
・車両の走行による天然石の剥離がない
・施工後、速硬タイプは約3時間で交通開放が可能
・下地がアスファルト舗装でも天然石舗装が可能
・不整形の天然石ブロックも使用できる
・ロードヒーティングシステムの併用ができる
近年、景観舗装の普及に従い天然石舗装の採用が多くなってきたが、車道に適用した場合、早期に破壊する事例が非常に多い。この原因の大部分は、接着層の空練りモルタルに帰因し、さらに施工時の品質のバラツキなども重なり、車両の繰り返し荷重や衝撃荷重に対し耐久性の不足によるものである。
インジェクト工法は、流動性に優れたセメント・アスファルト乳剤モルタル(CAモルタル)を、天然石ブロック下面の空隙だけでなくブロック周囲の目地空間も注入するため、均質な支持層の確保と個々のブロックの5面拘束が可能となり、車両の通行に耐える天然石舗装を構築できる。
インジェクト工法の標準断面 |
インジェクト工法による天然石舗装の標準的な構成(車道)は下の図の通りである。
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従来工法による舗装構造例 |
インジェクト工法による舗装構造例 |
適 用 箇 所 |
インジェクト工法は、通常施工されている天然石舗装への適用はもちろんのこと、インジェクト層の優れた特徴を生かし、ブロック舗装の車道部への適用を可能にしている。
代表的な適用箇所として次のような箇所が上げられる。
① 大型車通行のある天然石舗装の新設または補修箇所。
② 即日交通開放を要求される天然石舗装の新設、または補修箇所。