雨水貯留浸透型舗装ブロック

2020/09/07 更新
  • 雨水貯留浸透型舗装ブロックの形状
  • 雨水貯留浸透型舗装ブロックの特徴

NETIS登録番号:SK-130012-A(旧登録)

概要

雨水をブロックの内部に浸透させて貯留するための舗装用ブロック

新規性

・ブロック内部に「空洞部」を設けている。
・目地部は入り口が狭く、出口が広い「特殊形状」としている。
・ブロック側面にオスメス「嵌合形状」を設けている。
・ブロック表面には「ローレット加工 」を設けている。

期待される効果

・ブロックに空洞部を設けることで一時貯留量は約80L/m2(路盤を含めると約100L/m2)となり、従来の透水性インターロッキングブロックと比べると約8倍の一時貯留量となる。なおブロック及び路盤に水が溜まっていない場合、計算では100ミリ(100L/m2)までの雨量なら路面に水が浮かず「水溜り抑制・雨水流出抑制効果」に優れる。
・舗装表面の目地幅を2mm(規格幅)、舗装内部の目地幅を4mmとすることで排水効率が高くなり、時間当たりの降雨量が多い場合も「素早く雨水を浸透」できる。(時間当たり175mmの散水実験において表面に水が溜まることなく素早くブロック内部へ浸透できることを確認済み)また、目地部の入り口を狭く、出口を広く設けていることでゴミ等の目詰まりも抑制でき「雨水浸透効果の持続性」に優れる。
・ブロック側面にオスメス嵌合形状を設けることで段差や不陸を抑制でき、歩行時のつまずき等を防ぐと同時に車椅子等の走行時の振動を抑制できるので 『 バリアフリー性能 』 に優れている。
・ブロック表面をローレット加工することにより、雨天時においてもグリップ力が高くなるので歩行、走行等の「すべりを抑制」できる。

適用条件

① 自然条件
・舗装面の凍結融解が繰り返し予想される寒冷地では控えること。
② 現場条件
・一般的なインターロッキングブロック舗装及び平板舗装と同様に材料搬入路及び材料置き場の確保が必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • プレートコンパクタ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
日本興業(株)
TEL
087-894-8121
企業情報
公式サイト

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