トリグリッド

2022/12/19 更新
  • トリグリッド概要図
  • 植生状況(3月23日撮影)
  • 植生状況(5月25日撮影)

NETIS登録番号:KT-110039-VE(旧登録)

概要

急勾配の補強土壁を構築するためのジオテキスタイル補強土壁工法

新規性

・壁面材をコンクリート製または鋼製の版状から溶接金網に変えた。
・補強材を鋼製の帯鋼から樹脂製のジオグリッドに変えた。
・水平方向の補強材敷設を一定間隔から全面敷設に変えた。

期待される効果

・溶接金網と樹脂製のジオグリッドに変えたことで、部材単価が下がるため、経済性が向上した。
・溶接金網に変えたことで、壁面重量が軽くなるため、施工性が向上した。
・溶接金網に変えたことで、基礎工およびかさ石コンクリート工が不要となるため、工程が短縮した。
・溶接金網に変えたことで、のり面の植生が可能となりヒートアイランド対策となるため、周辺環境への影響抑制が図れる。
・樹脂製のジオグリッドに変えたことで、腐食の懸念がなくなるため、耐久性が向上した。
・全面敷設に変えたことで、適用土質範囲が広がり建設残土の削減が図れるため、周辺環境への影響抑制が図れる。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・補強材100m2を1ロール(幅2m、径0.5m)で納入されるジオグリッドを必要数量仮置きできること。
・平積み25枚を1セット(幅2m、奥行0.8m、高さ0.4m)として納入される溶接金網を必要数量仮置きできること。
(参考:壁面積80m2の場合)
ジオグリッド×5ロール、溶接金網×3セット、その他副資材一式の仮置きに3m×3m程度必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • タイヤローラ
  • タンパ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
岡三リビック(株)
TEL
03-5782-9080
企業情報
公式サイト

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