給湯管更生技術「リ・パイプブロック工法」

2024/12/02 更新
  • ピンホールを塞ぐシリコン製ボール

NETIS登録番号:KT-230184-A

概要

給湯銅管の経年劣化によるピンホールをシリコン製止水ボールで内側から塞ぎエポキシ樹脂塗料を2層行う管更生技術。

新規性

・漏水の原因となるピンホールの補修方法を、銅管の部分的な交換から、シリコン製止水ボールを用いて内部から修復する方法に変えた。
・銅管内部の汚れの除去方法を、研磨から、新規開発のフラッシング装置を用いた薬液処理へ変えた。
・ライニング塗膜の素材として、水道用エポキシ樹脂耐熱70℃程度の塗料に代えて、耐熱85℃のエポキシ樹脂塗料へ変えた。
・ライニングの方法を、従来の1回ではなく、2回行うダブルライニングへ変えた。
・ライニング後の銅管内に投入通過させるシリコン製ライニングボールを開発した。

期待される効果

・シリコン製止水ボールを用いて内部から修復する方法に変えたことにより、銅管の部分的な交換や内装工事が不要となり、
 材料費・労務費が削減され、経済性の向上が図れる。
 短時間施工が可能になり、施工性の向上が図れる。
 廃材や工事騒音を大幅に削減できるため、周辺環境への影響抑制が図れる。
・新規開発のフラッシング装置を用いた薬液処理へ変えたことにより、作業時間が短縮され、工程短縮が図れる。
・耐熱85℃のエポキシ樹脂塗料へ変えたことにより、温度変化に強い塗膜が形成されるため、安全性の向上が図れる。
・2回行うダブルライニングへ変えたことにより、銅管内に厚さ0.3mm以上の塗膜が確実に形成されるため、品質の向上が図れる。
・ライニング後の銅管内に投入通過させるシリコン製ライニングボールを開発したことにより、平滑で均一な塗膜を形成することができるので、品質の向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
・気温5℃以下では施工できない。
② 現場条件
・大型コンプレッサーの配置スペース(2.8m×1.3m)が必要となる。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。
④ 関連法令等
・水道法(厚生労働省 昭和三十二年六月十五日法律第百七十七号)
・水循環基本法 第三条~第六条(内閣 平成二十六年法律第十六号)
・建設業法第3条(国土交通省 昭和二十四年五月二十四日法律第百号)
・騒音規制法(法98)

 

  

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
ニッポン・リニューアル(株)
TEL
0422-26-1117
企業情報
公式サイト

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