アングルボルト工法

2024/08/30 更新
  • アングルボルト工法概要図
  • AB受圧板(左)と球面台座(右)

NETIS登録番号:KT-200105-A

概要

自然斜面・法面表層地盤に用いる地山補強土工法。
地表部の表面材を球面台座付きの受圧板とワイヤロープの構成とすることで、地山補強材の角度調整を容易にするとともに、施工範囲内の多くの樹木を残すことができる工法である。

新規性

・表面材を吹付枠工から受圧板とワイヤロープの構成に変えた。
・受圧板中央部の形状を椀状にするとともに、球面台座を組み合わせて地山補強材の角度調整を容易にした。

期待される効果

・表面材を吹付枠工から受圧板とワイヤロープに変えたことで、樹木を避けて表面材を配置することができ、施工範囲内の多くの樹木を残すことができるため、周辺環境への影響が少ない。
・表面材を吹付枠工から工場二次製品の構成に変えたことで、斜面上での作業を減らすことができ、経済性の向上、工程の短縮、安全性の向上が図れる。
・球面台座付きの受圧板とすることで、凹凸の大きい斜面でも補強材の角度調整が容易となり、施工性の向上が図れる。
・工場二次製品の受圧板を使用することで、現場での品質管理項目を減らすことができ、施工性の向上が図れる。
・吹付作業がないため、プラントヤードの縮小と粉塵、騒音の軽減ができるとともに、熟練した吹付技能者を必要としないため、周辺環境の影響が少なく、施工性の向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
・10分間の平均風速10m/s以下
・時間降雨量20mm/h以下
② 現場条件
・プラントとして50㎡(2m×25m)あれば施工が可能
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
1件
3件

施工手順

会社情報

会社名
イビデングリーンテック(株)
TEL
0584-81-6111
企業情報
公式サイト

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