耐震耐風目隠し通風フェンス(カクスルー)

2024/11/22 更新
  • GW2-15型設置状況
  • GW型目隠し通風パネル構造

NETIS登録番号:CG-210016-A

概要

土地や区画の境界などに設置して、防犯対策・立入防止・プライバシー保護に役立てる全方向目隠しのアルミフェンス。

新規性

・従来の建築ブロック積み上げによる囲障構築(厚み120mmの場合、約200kg/㎡)から、アルミ中空材を多用し、軽量化(GW2-15:12.86kg/㎡)を図ったフェンス構造とした。
・従来の補強コンクリートブロック塀に必要な控壁を必要としない単柱仕様(全製品)とした。
・全方向に対して100%の目隠し機能を有しながら、両側面が凹・凸形状の2種の縦桟を交互に先端が入組む様に胴縁に固定する事で、パネル全体が通風機能を有する構造とした。(目隠し通風部の開口率10.3%)
・カクスルーの構造は、建築基準法施行令第88条に基づく耐震二次設計と、同87条に基づく耐風設計(基準風速38m/s)について比較検討し、安全性を確認している。なお、基準風速46m/sにおいても安全性を有している。
・JIS基準準拠による鉛直荷重試験・水平荷重試験及び衝撃試験を行い、合格している。

期待される効果

・工場でフェンスパネルを組立て出荷し、現場では支柱に取付けるだけの容易な作業で省人化が図れる。
・単柱仕様なので、両面化粧補強コンクリートブロック塀に必要な控壁を必要としないため、土地の有効活用が図れる。
・全方向100%目隠し構造でありながら、パネル全体が通風機能を持つので、湿気の滞留を防ぐ。
・工場で設置場所に応じた生産加工を行うため、現場での部材切断等による粉塵の発生、廃棄物の抑制に繋がる。

適用条件

① 自然条件
・モルタルを使用する時は、雨天時を避ける。
② 現場条件
・作業スペースとして、設置場所の片側に1m幅*設置延長程度の空間が必要。
・資材置き場スペースとして、設置場所付近に幅2m*長4m程度の空間が必要。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。
④ 関係法令等
・建築基準法施行令第87条・第88条

施工事例・施工実績

工事採用実績

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施工手順

会社情報

会社名
通気ブラインド工業(株)
TEL
0836-72-1172
企業情報
公式サイト

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