IoT電源システム

2024/08/29 更新
  • IoT電源システム 概要図
  • IoT電源システム 監視システム実施例
  • 設置例1 側溝の水位監視
  • 設置例2 ため池の水位監視
  • IoT電源システム 本体

NETIS登録番号:KK-220052-A

概要

本技術は、一次電池を使用し省電力間欠給電制御を行うマイコン基板からなる電源システムで、従来は太陽光パネルと鉛蓄電池で対応していた。本技術の活用により太陽光パネルや鉛蓄電池が不要となり、経済性、工程短縮、製品品質、施工性の向上が図れる。接続したセンサ(水位計など)や920MHz帯の省電力無線通信(LPWA)用通信機への給電タイミングを個別に制御することができる電源システム技術。

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新規性

・従来の主な独立電源は太陽光パネルと鉛蓄電池で構成されていたが、一次電池のみの構成で運用可能とした。
・計測や通信等、必要な接続機器のみに給電し、その他待機時は給電を停止することで省電力化を可能とした。
・単なる電源装置ではなくマイコン搭載基板も含めたシステムとすることで柔軟な制御を可能とした。

期待される効果

・一次電池のみの構成で運用可能としたことにより、太陽光パネルや鉛蓄電池が不要となり、太陽光パネル、鉛蓄電池の設置工事が不要、ならびに装置を小型・軽量化できるため施工性の向上、工程短縮が図れる。
・施工性の向上による材料費、労務費削減、パネルの汚れ等の清掃作業が不要となりメンテナンス費削減による経済性の向上。

適用条件

・使用温度(ケース内温度) 二酸化マンガンリチウム(CR)一次電池仕様:-20~70℃/アルカリ乾電池仕様:-10~50℃
・結露無き事。・腐食性ガス無き事。・設置標高 2,000m以下(避雷器を使用する場合)。
・直射日光を受ける場合はルーフ等による直射日光対策を施すこと。
・避雷器を使用する場合、アース線を避雷器の接地端子に接続。
・接続機器の設置条件に従ってください。
・陸上輸送のみ。
・二酸化マンガンリチウム(CR)一次電池仕様は、リチウム金属電池を同梱、リチウム金属電池の危険物輸送「機器と同梱されたClass9危険物のリチウム金属電池」(国連番号:UN3091、梱包基準:PI969)の対象となる。本機を輸送する際には、最新の危険物規則書を参照。

施工事例・施工実績

工事採用実績

11件

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
マクセル(株)
企業情報
公式サイト

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