ハードラインアクア21SQD工法

2024/12/04 更新
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  • 施工状況

NETIS登録番号:HR-120008-VE(旧登録)

概要

ハードラインアクア21SQD(スーパークイックドライ)工法は、ハードラインアクア#21クイックドライ(乾燥促進剤)とハードラインアクア#21 H-60、またはC-10を併用して塗布することにより、塗料の乾燥性、耐降雨性(降雨に耐えうるまでの乾燥時間)を向上させる技術である。本工法は、これまでの水性塗料の弱点である低温時・高湿度時における乾燥性、耐降雨性を著しく改善することができる。

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新規性

・従来の自走式ペイントマーカー車に特殊乾燥促進剤(ハードラインアクア#21クイックドライ)を撒布する機械を設置した。
・水性路面標示用塗料とクイックドライを空中混合して施工する。

期待される効果

従来は自走式ペイントマーカー車で塗装を行い、自然条件のみで乾燥させていたため、気温は5℃を若干超えた温度、湿度は80~85%未満の条件では乾燥するまでに13分かかっていたが、新技術は同条件下で4分で乾燥可能。

適用条件

①自然条件
 気温5℃超え、湿度85%未満
②現場条件
 特になし
③技術提供可能地域
 制限なし
④関係法令等
 道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年12月17日総理府・建設省命第3号)

使用する機械・工具

  • 自走式ラインマーカー車

 

   用 途

 

•区画線(中央線、外側線)

•道路標示(右側部分はみだし通行禁止線、駐停車禁止標示など)

•駐車区分線、空港(滑走路、誘導路など)

•高速道路

 

 

 

   塗装方法

 

 ローラー、ハンドマーカー(小型手押し式ライン施工機)、ペイントマーカー(大型車載式スプレーマーカー)など従来の施工機械を水性対応に改良して利用できる。塗布量は従来と同様で標準仕様では1種で50ℓ/㎞、2種で70ℓ/㎞である。

 

 

   ハードラインアクア#21は

 

公共工事用資材における特定調達品目として追加選定された「低揮発性有機溶剤型の路面標示用水性塗料」の基準を満たした、グリーン購入法に適合する製品である。

 

 

 

 

   「ハードラインアクア#21」と従来型路面標示用塗料の性能比較(1種型)

 

 

 

   性能表

 

※ SQD:旧NETIS 登録No.HR-120008-VE

 

 

 

 

 

 

関連リンク

 

建設資材・工法ガイド

施工事例・施工実績

工事採用実績

120件
0件
0件

施工手順

会社情報

会社名
アトミクス(株)
TEL
03-3969-3111
企業情報
公式サイト

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