タイガーパイル工法

2022/07/29 更新
  • 施工後状況(タイガーパイル工法)

NETIS登録番号:CB-120004-A(旧登録)

概要

鋼管芯材を有するソイルセメントコラム工法

新規性

・機械攪拌式深層混合処理工法の改良体(ソイルセメントコラム)の中心に鋼管杭を挿入する工法とした。
・芯材となる鋼管杭は、ソイルセメントコラムとの一体性を高めるため、付着力の向上する段付き鋼管を採用した。

期待される効果

・改良体の耐力を増加させ、従来のソイルセメントコラムよりも小さな径で、大きな支持力を確保できる。
・鋼管杭を挿入することで、せん断力や曲げ応力に対する性能が向上する。
・大きな支持力により、ソイルコラム径や長さを減少させることで、固化材使用量や建設廃土を減少させる。
・鋼管芯材を有することで、ソイルコラムの品質に影響されることが少なく、深部にまで応力が伝達される。
・適用地盤範囲が広く、ソイルセメントコラム先端地盤平均換算N値は、0.15以上、周面地盤の平均換算N値は0.6以上で設計可能。

適用条件

① 自然条件
・気温が5℃以下の時は、溶接を行わない。
・風速毎秒10m以上の風が吹いているときは溶接は行わない。
・地中の転石等は事前撤去とする。
② 現場条件
・作業スペースは、およそ6m×6m以上が必要。
・地中・上空障害物(約10m)がある場合は事前撤去とする。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・建築基準法・労働安全衛生法
・建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針(日本建築センター)

使用する機械・工具

  • ソイルコラム施工重機
  • スラリープラント
  • 発動発電機
  • バックホウ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)トラバース
TEL
047-359-4111
企業情報
公式サイト

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