パネル式防護柵

2024/08/30 更新
  • ミニガードシステムを併用した例
  • 自動車専用道路に設置した例

NETIS登録番号:KT-080015-VE(旧登録)

概要

のり面工事またはのり面災害発生時に予想される落石などから通行車両・歩行者の安全を確保するために迅速に設置・撤去が可能なパネル式防護柵。

新規性

鋼矢板を溶接し固定していたパネルを上から差込み固定させるものに変えた。

期待される効果

・溶接作業が不要なため、溶接工を必要としない。
・溶接作業で発生する有毒ガス(オゾン・窒素酸化物・一酸化炭素など)が出ない。
・設置する支柱の間隔は@=3.00mが基本であるが、挟み込み式のため支柱を建て込む時に高い精度が要求しない。
・ガイドポストで連結しているため、落石の衝突時にパネルが外れにくい。
・パネル式防護柵の設置高さの最大はh=6.00mであるが、従来の溶接による設置、撤去と比較して危険な高所作業が短縮されるため、作業の安全性が向上する。
・設置・撤去時の壁面取り付け作業の効率が向上するため、工程が大幅に短縮される。
・パネル式の防護柵はパネルの設置、撤去の作業時間が短く、交通規制を必要とする場所では規制の時間が短縮され、作業による渋滞も緩和される。
・従来の鋼製矢板と比較すると、パネルは赤色系であるため、視覚・景観的にも良好となる。
・使用部材のほとんどがリース品となるため、産業廃棄物が発生しない。
・法面側に堆積した残土を撤去搬出する場合に、パネルは可動式のため、作業が容易となる。

適用条件

① 自然条件
・強風時以外であれば、クレーン作業が主で溶接作業がないために天候に影響されにくい。
② 現場条件
・パネル式防護柵を設置する現場は、直径30cm程度の浮石・転石を落石の対象としており構造的には、10kJの落石エネルギーを吸収することができる。
(斜面角度50度、落下位置30m程度)
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • トラッククレーン

 

  

施工事例・施工実績

工事採用実績

76件
281件
11件

施工手順

会社情報

会社名
(株)エムオーテック
TEL
03-5445-7800
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法