ボックストーン工法

2024/08/28 更新
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NETIS登録番号:KK-050018-V(旧登録)

概要

従来技術の人力主体の現場施工を石詰め器具と重機を主体とした施工方法への変換を図り、現況就労者の少ない熟練工への依存度を縮減。

新規性

・従来技術の人力主体の現場施工を石詰め器具と重機を主体とした施工方法への変換を図り、現況就労者の少ない熟練工への依存度を縮減した
・ふとんかごに補強線(かご底面と側面を複数の筋交い線)の考案により、石詰めふとんかごのプレキャスト化を可能にした

期待される効果

・可搬性により、所要量施工前ストックを可能にした。その効果が特に顕著な例として、施工時期に制約の多い河川工事の工期が大幅に短縮される
・従来、現場施工では避けられなかった充填用骨材のロスが削減される
・機械主体への変換により労務環境が格段に改善される
・工期短縮等の効果により、経済性が向上する
・篭セッターは頑丈かつコンパクトな器具で、移動および設置の作業が簡便。布団篭への栗石の投入充填を油圧ショベルで行い、特に油圧ショベルの爪先と底面を使い分けて叩き締めるため、蜜充填を可能にした
・ふとんかご工のボックストーン工法において、加震装置による実験結果を経て、その耐震有効性が実証された

適用条件

① 自然条件
1)地質
・土質:比抵抗値2,300Ω・cm以下は除外する以外、全ての土質に適用する
・岩質:裏込め土には適用除外。支持地盤には1,000~3,000KN/m2を適用
・N値:50~10土質に適用
・含水比:裏込め土50%未満
・強度:裏込め土剪断抵抗角35°~25°の土質に適用
2)水質
・濁度・BOD:適用に影響しない
・その他:pH5以下 塩素イオン濃度=年平均450mmg/Lの河川水に適用除外
3)地形
・法勾配:1:0.5以下
・平坦率・水位・深度:適用に影響しない
4)天気・気候
・適用に影響しない
5)流況
・流速:平張り施工=5.0m/s未満 段積み施工:6.5m/s未満の河川の河床、護岸に適用
② 現場条件
・地形:ボックストーンの荷役のための重機が侵入し、作業が可能な地形であること
・スペース:機材のストック・荷役・重機による工事施工が安全に行えるスペースが必要
・近接条件・交通規制:該当要件なし
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④ 関係法令等
・労働安全衛生法

施工事例・施工実績

工事採用実績

116件
241件
91件

施工手順

会社情報

会社名
瀬戸内金網商工(株)
TEL
087-891-1111
企業情報
公式サイト

特集

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