雪寒対策事業の現状と課題 |
2022年2月16日、発達した低気圧により北日本の広範囲で猛吹雪となり、東北地方の高速道路各路線で通行止め、北海道の道央道や後志道でも通行止めになるなどの被害が発生した。また関越道や東北道などでも通行止めや渋滞が発生するなど、北日本の各地で被害が拡大した。本特集では、このような大雪・寒さ対策に関連する資材・工法を紹介する。
2022.03.18
【特集記事】雪寒対策事業の現状と課題
寒冷地や豪雪地で求められる防雪・凍雪害の対策技術を収録
アルミ製 スノーポール (強化リブ6箇所付)
降雪期における除雪車オペレーターや一般ドライバーのための視線誘導標
E3ロード
透水(通気)性で空気吹き出し可能な路面体とその下部は貯水可能な空洞体の路盤体で構成され気候変動(大雪・大雨・暑熱)に対応する構造体である。 送風機使用のみで省エネ・経済的・環境に配慮。 構造が単純で施工性に優れリデュース(Reduce=ごみの発生抑制)、リユース(Reuse=再利用)、リサイクル(Recycle=再資源)が可能。
SMS無散水消雪システム
昭和36年に、新潟県長岡市で初めて試みられた地下水による散水消雪方式は、38豪雪を機に全国各地に普及し、積雪地域における交通網の整備に多大な貢献をもたらした。しかし、その普及度が高まるにつれ、地下水の枯渇、水位の異常低下に伴う地盤沈下などの公害問題が発生し、散水消雪方法に代わる新たな克雪方法の出現が望まれるようになった。 日本地下水開発㈱では、散水消雪方式を手掛けるとともに、地下水の保全と有効利用に積極的に取り組み、昭和55年、ついに新たな消雪方法としての無散水消雪システムを開発し、実用化に成功した。 この方式は、山形方式として世界的にも高い評価を受け、その施工面積は、令和5年度末現在で174万㎡に及び、北米、北欧など世界の積雪寒冷地域からも大きな注目を集めている。
風向変換型高性能防雪柵
防雪板に風向変換機能を持たせ、視程障害と吹き溜まりを改善する技術
スノーネット
高強度のネットとワイヤーロープを主部材とした柔構造の雪崩予防の技術
高さ調整機能付き寒冷地用除雪車対策済み路面桝蓋
フラットフレームグレーチングは、安全な自転車走行と積雪時の除雪作業に配慮して開発された「高さ調整機能付き寒冷地用除雪車対策済み路面桝蓋」である。
凍結防止ヒーター
低温冷凍庫のフロアヒーターで、防熱扉の開閉を妨げ、故障の原因ともなる扉周りの凍結を防止。 床面の凍結を防ぎ、作業員の転倒事故や、フォークリフト・運搬機のスリップ事故防止に役立つ。
防雪防風柵用基礎コンクリートブロック
防雪防風柵設置工事のうち、基礎工を杭基礎で施工を行う現場にて使用するコンクリートブロック。
防風・防砂・防雪用樹脂ネット「WSSレノシート」
・ポリエステル製織物(絡み織)にアクリルコーティングを施した防風・防砂・防雪用の高強度繊維シート
ユニカーボン
ユニカーボンは性能的に安定した棒状非金属カーボン発熱体で、表面温度は均一に、すばやく温まり、温度上昇とともに出力を抑える、安全で効率的な省エネヒーターである。 並列接続でユニット化し、長さ・抵抗値・ピッチの組み合わせにより自由な設計が可能であり、広範囲な発熱量を得ることが出来る。その上、敷設場所の形状に合わせて工場で完全なユニットに製作し、使用環境に応じたオーダーメイドが可能。多岐にわたる用途において確実な稼働が期待できる。
路面積雪対策 SNOWLINE
2Dレーザースキャナーを使用し路面の積雪断面を計測するシステム。積雪時データと雪の無い時のデータと比較して測線上のどの位置でも積雪深の表示が可能。測線上の連続データをグラフ化すると路面の轍の段差高や有効幅員変動の把握が可能。降雪時の飛雪数のカウントが可能。
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