新規性
・従来型湿式吹付機による吹付からコンクリートポンプによる吹付に変えた。
・モルタルの配合を1:4配合から1:3配合に変えた。
・モルタルの配合をプレーンモルタルから標準配合としてモルタルに短繊維(キリファイバー)を混入するように変えた。
期待される効果
・従来型湿式吹付機による吹付からコンクリートポンプによる吹付に変えたことにより、従来技術の圧送距離の範囲(高さ45m以内、配管延長100m以内)より長距離、高揚程の圧送が可能となるので、圧送距離の範囲(高さ45m以内、配管延長100m以内)内に吹付プラントを設置するための足場が不要となり、経済性の向上と工期の短縮が図られる。
・モルタルの配合を1:4配合から1:3配合に変えたことにより、設計基準強度が18N/mm2から24N/mm2に上がり、高強度の吹付枠工の構築が可能となるので、法枠断面を小さくしたり、法枠の枠間隔を広げたりすることができ、経済性の向上、施工性の向上が図られ、周辺環境への影響が小さくなる。
・モルタルの配合を1:4配合から1:3配合に変えたことにより、設計基準強度が18N/mm2から24N/mm2に上がるので、安全性の向上が図られる。
・モルタルの配合をプレーンモルタルから繊維混入モルタルに変えたことにより、クラックの発生が抑制されることにより、品質の向上が図られる。
適用条件
① 自然条件
・降雨時、強風時の施工は避ける。
・暑中、寒中(気温30℃以上、4℃以下)施工は避ける。
② 現場条件
・プラントヤードとして横13m×縦10.5m=136.5m2程度は必要となる。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具