離脱装置付浮桟橋

2024/08/29 更新
  • 離脱装置付浮桟橋の概要
  • 従来技術と新技術の比較

NETIS登録番号:CG-200010-A

概要

ダム貯水池や湖沼に設置されたガイドレールに浮桟橋を係留し、水位の上下動に追従させる装置。

新規性

・固定式係留装置は固定ピンで係留ローラーを固定するのに対して、離脱式係留装置は係留ローラーをせん断ピンで固定するため、流木や塵芥等により係留ローラ―の上下動が阻害された場合にせん断ピンがせん断し外れる。
・これにより、浮桟橋がガイドレールから離脱し、船舶・浮桟橋・ガイドレールの損傷を防ぐことができる。

期待される効果

・流木や塵芥等により係留ローラの上下動が阻害された場合に係留装置が離脱し、浮桟橋やガイドレール、係留船舶等の損傷を防ぐことができる。
・浮桟橋の水没または中吊り等がなく、ガイドレールに繋ぎ直すだけなので復旧が容易になる。

適用条件

① 自然条件
・積雪、湖面結氷はないものとする。
・風雨・波浪が設計条件を超えないものとする。
② 現場条件
・作業船が着水できる斜路があるものとする。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域について制限なし。
④ 関係法令等
・ダム・堰施設技術基準(案)」平成28年3月改訂(社)ダム・堰施設技術協会。

施工事例・施工実績

工事採用実績

2件
1件
0件

施工手順

会社情報

会社名
ゼニヤ海洋サービス(株)
TEL
072-762-7481
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法