新規性
・連続鉛直撹拌効果により、深度方向の土質のバラツキの影響を受けずに均質な改良体を造成できる。
・改造型バックホウとトレンチャー式撹拌機により最大13m(施工実績13.9m)の改良を可能とした。
期待される効果
・日当たりの施工量が多いので、施工費が安価となる。さらに大幅な工期短縮が可能となる。
・改良機が自ら改良盤を施工足場として施工できるので表層改良、サンドマット等の仮設を必要としない。
・三点式杭打ち機では作業できない狭隘な現場や傾斜地においても施工が可能であり、転倒・接触事故が無く安全性に優れている。
・連続鉛直撹拌混合により接近構造物及び周辺地盤への影響が少ない
・残土処理をしてきた盛り上げ土は、連続鉛直撹拌混合することで本体の改良と同質であることから、本体の一部とすることや盛土材して活用できる。
適用条件
① 自然条件
・対象地盤中に夾雑物がある場合は、事前除去が必要となる。
② 現場条件
・ベースマシンの組立ヤードとして50m2程度、スラリープラントヤード100m2程度が必要となる。
③ 技術提供可能地域
・特に地域制限を設けていない。
④ 関係法令等
・労働安全衛生法
・騒音規制法
・振動規制法
・水質汚濁防止法
・土壌汚染対策法等
使用する機械・工具
- スラリープラント
- 改造型バックホウ
- トレンチャー
- 施工管理装置
- 空気圧縮機
- バックホウ