期待される効果
・混合率の良さから早期に効果発現があり、工期が大幅に短縮できる。
・攪拌機で連続的に機会混合するので斑なく十分な攪拌効果が得られ、改良土のばらつきが少ない。
・紛体、スラリーなど広範囲に使用できる。
・紛体散布方式ではプラント等の設備が不要の為、本機搬入後、組立、解体が安全且つ短時間で施工体制が整えられる。
・改良面上、固化材散布方式で、最大深度4.0mでの一層仕上げが可能。
・超ロングブームアーム装着にて、作業半径が最大12m確保でき、離れた個所からの施工可能。
・本工法での攪拌改良工事後、短時間で改良面を重機足場として使用することが可能で、特別な足場が不要。
・矢板内等の狭い作業場での細かい処理作業への対応も可能。
適用条件
・歩掛の表の箇所で示した通り、m3単価は土質、混合深度、現場条件、配合量により変化する。
・以下にマッドミキサーM-Ⅱ型の標準混合能力を示す。
①-泥土 ②-砂・砂質土 ③-礫混り土・粘性土にて、
○深度2.5mlについて ① 12 ② 10 ③ 9
○深度3.0mlについて ① 10 ② 8 ③ 7
○深度3.5mlについて ① 8 ② 7 ③ 6
○深度4.0mlについて ① 7 ②6 ③ 5の通りです。
・次に、現場条件により以下の作業効率を採用します。
(良好)0.8-作業現場が広く、重機足場が強固でかつ凹凸がない場合。
(普通)0.7-重機足場が弱く、施工能力に若干の制約がある場合。
(不良)0.5-作業現場が狭く、オペレーターが直接地盤を確保出来ない場合、又は、重機足場が施工面となる場合。
(劣化)0.3-作業現場が狭く、著しく施工能力が制限される場合。
の通りです。以上は、ベースマシンが0.7m3級バックホウ超ロングにおけるもの。
技術提供可能地域としては、制限なし。
使用する機械・工具