摩擦素子コート工法V2 鋼製伸縮装置フェースプレートすべり止め加工

2025/01/06 更新

概要

鋼板を高硬度のアルミナ結晶粒子(モース硬度9以上・摩擦粒子)を高密度に転圧(嵩比重90%以上)し、粒子保持特殊樹脂で連結組構して防錆と摩擦力を付加することで、防錆型すべり止めを行う。

新規性

・長期の防錆・摩擦力の性能を発揮
 高硬度の摩擦素子粒子は路面土砂による衝撃摩擦にも強く、また高密度配列により接着保持している防錆型の特殊樹脂をガードし、摩滅の抑制として働く。更に経年の摩擦で、摩擦粒子が万一減滅しても次に新たな粒子が出てくる機構を有している。 
・施工基盤面との接着耐久性を発揮
 施工基盤の温度変化による伸縮にも追従できる特殊樹脂を接着界面に使用し、応力緩和・歪緩和層を形成することで、接着界面で起こる歪や剥離応力の緩和を実現。これにより、従来の塗布型と比較しても接着耐久性の向上が期待でき、段差対策やカーブ部または傾斜部への施工も対応。 
・施工性の向上
 施工養生が比較的簡素に行え、現場施工や部分補修等にも最適。伸縮装置直下の非排水構造の保護養生が簡素にできる。

期待される効果

・表層は常に一定の摩擦力が長期間にわたり保たれる画期的な特徴を持つ。
・安全走行の確保も格段に期待できる。
・トータル的な品質向上と低コストを実現。

適用条件

【摩擦素子コート層】
基本構成は、高硬度で強靭なアルミナ結晶粒子(モース硬度9以上・摩擦粒子)を高密度に転圧(嵩比重90%以上)した粒子保持特殊樹脂で組構した層を基本層として形成されている。
これにより非常に耐摩耗性が高く、更に表層摩擦素子粒子の摩滅においても下層摩擦素子粒子が再起し、長期の摩擦力と防錆力の保持を実現する。

施工事例・施工実績

施工手順

カタログ

摩擦素子コート工法V2

会社情報

会社名
中井商工(株)
TEL
06-6976-4483
企業情報
公式サイト

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