組立式自航艇

2022/12/19 更新
  • 組立式自航艇
  • 浅瀬・橋梁下空間で航行可能
  • 浅瀬・橋梁下空間で航行可能

NETIS登録番号:SK-160002-A(旧登録)

概要

フロート式の組立船で、水深60cmで自航可能な自航台船の技術

新規性

・引船が不要で、エンジンを2基搭載し、自航できる構造とした。
・組立式小型自航艇で、輸送可能重量が41t(喫水の設定により変動)で、クレーンやバックホウ、重機アタッチメントなどが積載可能とした。
・4分割の組立式、大型トラック4台で搬送可能、1時間組み立てられる構造とした。
・アンカー・スパット式重機乗降ダンパーを取り付けた。

期待される効果

・2基エンジンを搭載していることから、単独作業が可能で、小回りが効き、移動がスムーズに行え、施工性が向上する。
・引船が必要ないため、引船で回航する大型台船より作業コストが大幅に安く、経済性が向上する。
・降ダンパーを取り付けたことにより、重機の自走乗り込みが可能となった。
・小型で、橋梁から水面の高さ12.5mで、航行可能となった。(条件あり)
・水深60cmであれば、自航できる。
・4分割(L9.0m×W2.5m×H1.5m)できるため、運搬、移動しやすくなった。
・短時間で組み立てることができるため、工期短縮が図れる。
・浚渫工事、瓦礫除去、解体工事、クレーン作業などの建設工事に対応できる上、災害時の人命救助や物資輸送なども活用できる。

適用条件

① 自然条件
・悪天候時は施工しないこと。
② 現場条件
・組立式自航艇は、大型トラック4台で運搬するため、組立ヤードへ運搬車が進入できる道路が必要。
・組立作業スペースの確保(15m×23m)
・水深60cmであれば航行可能。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。
・海外(インドネシア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアなど)へも可能。
④ 関係法令等
・船舶職員及び小型船舶操縦者法。

使用する機械・工具

  • 大型トラック
  • 組立式自航台船
  • バックホウ
  • ラフテレーンクレーン

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)高知丸高
TEL
088-845-1510
企業情報
公式サイト

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