新規性
・市販されているバックホウを改造して、水陸両用とした。
・ラジコンによる無人化施工を可能とした。(無人化施工は、アタッチメントにサンドポンプを取付しての浚渫作業や、夜間駐機場所から施工場所までの走行作業など、単純な作業等となりる。)(ラジコンは、0.8m3クラスには未搭載)
・0.8m3クラス2台は、水中バックホウへの切替機能を有する。
期待される効果
・施工困難であった橋梁下における浚渫に対応できる。
・陸上から水中まで施工可能とした。
・運転席(キャビン)が1m上下できるため、潜水士の負担が軽減できる。
・機械反力が必要なアタッチメント(水中ブレーカやツインヘッダーなど)を装着して水中施工が行える。(バックホウ台船では不安定。)
適用条件
① 自然条件
・水温、雨天等特に制限なし。
② 現場条件
・作業限界;流速0.5m/sec以下の河川。
・最少河川幅;機械の旋回半径2.2m、走行可能幅2.8m以上。
・河床の地盤耐力(トラフィカビリティ) コーン指数qc3kg/cm2以上。(機械接地圧 0.5m3クラス⇒0.29kgf/cm2 0.8m3クラス⇒0.45kgf/cm2)。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・高気圧作業安全衛生規則
(本施工における潜水作業は-10m以深なので、第8,9条の潜水業務の設備、第27~37条の潜水業務の管理、参照)
使用する機械・工具