水陸両用バックホウ

2023/04/17 更新
  • バケットによる掘削
  • サンドポンプによる浚渫
  • 水中ブレーカによる破砕

NETIS登録番号:QS-120004-VE(旧登録)

概要

バックホウを改造し耐水カバーで覆い、水深4mまでの作業が可能とした技術

新規性

・市販されているバックホウを改造して、水陸両用とした。
・ラジコンによる無人化施工を可能とした。(無人化施工は、アタッチメントにサンドポンプを取付しての浚渫作業や、夜間駐機場所から施工場所までの走行作業など、単純な作業等となりる。)(ラジコンは、0.8m3クラスには未搭載)
・0.8m3クラス2台は、水中バックホウへの切替機能を有する。

期待される効果

・施工困難であった橋梁下における浚渫に対応できる。
・陸上から水中まで施工可能とした。
・運転席(キャビン)が1m上下できるため、潜水士の負担が軽減できる。
・機械反力が必要なアタッチメント(水中ブレーカやツインヘッダーなど)を装着して水中施工が行える。(バックホウ台船では不安定。)

適用条件

① 自然条件
・水温、雨天等特に制限なし。
② 現場条件
・作業限界;流速0.5m/sec以下の河川。
・最少河川幅;機械の旋回半径2.2m、走行可能幅2.8m以上。
・河床の地盤耐力(トラフィカビリティ) コーン指数qc3kg/cm2以上。(機械接地圧 0.5m3クラス⇒0.29kgf/cm2 0.8m3クラス⇒0.45kgf/cm2)。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・高気圧作業安全衛生規則
(本施工における潜水作業は-10m以深なので、第8,9条の潜水業務の設備、第27~37条の潜水業務の管理、参照)

使用する機械・工具

  • 水陸両用バックホウ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
極東建設(株)
TEL
098-863-3425
企業情報
公式サイト

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