強化かごマット

2023/04/17 更新
  • 河口付近の塩分濃度の高い区間の適用例
  • 施工後堆積した腐植土で覆われた箇所の適用例

NETIS登録番号:QS-120018-VE(旧登録)

概要

アイオノマー樹脂被覆したかごマットを、多自然型護岸工に使用した技術

新規性

・芯線を従来の亜鉛アルミ合金メッキ鉄線から3種亜鉛メッキ鉄線とし、IR被覆(アイオノマー樹脂被覆)を行った。
・本体部末端加工に1.5回巻き+腐食しろ10mmにし、上蓋部末端加工を2.5回巻きに変えた。

期待される効果

・3種亜鉛メッキ鉄線のIR被覆に変えたことにより、経済性が向上できた。
・IR被覆の使用により耐塩性、耐酸性、耐腐植性を向上させた。
・10mmと2.5回巻きにしたことで腐食しろが多くなり耐久性が向上した。
・摩擦抵抗があり安全性が向上した。
・IR被覆鉄線は強靱で適度の弾力性と柔軟性を持つ樹脂(アイオノマー樹脂)を被覆した線材である。
アイオノマー樹脂は、ゴルフボール、スキー靴などに使用される素材であり、激しい衝撃力や温度変化に耐えられる特徴をもつ。

適用条件

① 自然条件
・-20℃~+60℃の気温。
② 現場条件
・バックホウの作業範囲が確保できること(0.8m3)
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • バックホウ
  • ラフテレーンクレーン
  • 吊り金具

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
かごマット工法技術推進協会
TEL
03-3504-2023
企業情報
公式サイト

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