新規性
・従来の高圧洗浄機を使用する方法は、別途作業員を配備するか、車両が場外へ退出する際にその都度運転手自身が下車して作業せねばならず、運搬車両台数が多くなると待機時間が増えて運搬効率が悪化し、且つ大量の汚濁水が発生していました。
・本装置は、唯単に水槽内を通過するだけでは落とし切れなかったタイヤに付着した泥土を、運搬車両自身のタイヤが洗浄機能プレートの一端を踏むことで、強制的に水を撥ねかけて洗浄するという簡素な構造のタイヤ洗浄装置であって、上記の欠点を改善することが達成出来た製品である。
又、運搬・設置については本体が分割構造である為、幅広低床トレーラー等は必要無く、設置については2.9t吊りクレーン付バックホウ等で可能である。
期待される効果
・車両自身が通過する時の移動エネルギーを利用する為、従来の高圧洗浄機を使った方法と比較すると、作業員も不要で停車することも無く、円滑に洗浄処理を行なうことができ、人件費節減と時間(サイクルタイム)短縮の両方が期待できる。
又、設置方向を反対にすることで洗浄効果の強弱が変更でき、汚れの著しい場合は、前後進を繰り返することで補うことが出来る。
その他、単純構造なので故障が極めて少なく、修理も簡単である。
適用条件
① 自然条件
・なし。
② 現場条件
・設置場所として幅3m長さ12m以上のスペースが必要。
※埋設設置の場合は幅3m長さ6m。
③ 技術提供可能地域
・全国。
使用する機械・工具