KS-EGG工法

2019/05/09 更新

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NETIS登録番号:CG-010009-VR(旧登録)

概要

軟弱地盤中に径700㎜の締固められた砂杭または砕石杭を静的に造成する工法

新規性

■市街地および構造物近傍での液状化対策工法としてドレーンを打設し過剰間隙水圧を消散させる工法から締固め砂杭を打設し密度の増大を図る工法に変更したこと。
■無振動性
・バイブロハンマーを使用せずに油圧駆動するため無振動である。
(振源より10m離れてEGG工法:45dB 振動式SCP工法:95dB)※振動基準値75dB
■騒音性
・バイブロハンマーを使用せずに油圧駆動するために低騒音である。
(音源より10m離れてEGG工法:72dB 振動式SCP工法:90dB)※騒音基準値85dB
■高い掘削能力
・高トルクの油圧ロータリードライブを採用することで、打設箇所に多少の障害物や硬い部分(N値30程度の箇所あるいはN値20程度の連続層)が存在してもケーシングの貫入ができる。

期待される効果

・無振動低騒音で施工できることにより、市街地および構造物近傍での施工が可能となる。
・他の環境対策型の液状化対策工法の一つであるグラベルドレーン工法に比べてコストの縮減や工期短縮を図ることができる。
・貫入時に掘削した原地盤を掘削・拡径ヘッドの効果により側方に押しつけ、側方への締固め効果が高くなる。
・油圧駆動によりトルクが大きいので、打設箇所に多少の障害物や硬い部分が存在してもケーシングの貫入ができる。
(先行削孔が不要となる)
・センサーおよび油圧駆動により、リーダーを常に鉛直に保つことができる。
・油圧により自機だけでリーダーを引き起こすことができ、組立解体時にクレーンを使用する回数を減らすことができる。
・各種のセンサーを装備することにより、ケーシング深度、砂面位置はもちろんのこと、回転数、押し込み力、回転トルク等の状態を常に監視することができ、打設状況を把握しながら施工することができる。

適用条件

① 自然条件
・従来と同様。
② 現場条件
(作業スペース)
・組立解体時に機械設置ヤードとして、1500m2(30m×50m)が必要。
・中詰材(砂、砕石)置き場が必要。
(機械の大きさ)
・施工機の占有面積は、15m×5m程度。
・施工機の高さは、36m程度。(打設長25mの場合)。
(施工場所等)
・施工機械の安定性が確保できる平坦な作業ヤードであること。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・騒音規制法、振動規制法

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
あおみ建設(株)
TEL
03-5439-1001
企業情報
公式サイト

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