MELめっき式、金物付積層ゴム支承

2024/07/31 更新
  • MELめっきボルト

NETIS登録番号:KT-190103-A

概要

MELめっきはZn-Ni合金の電気めっきをベースとし、防食性を高めるため、三価クロメート処理と亜鉛アルミ複合コートを、さらに犠牲防食性能を高めるためのトップコートを施した表面処理である。ステンレスと同等以上の耐食性を発揮し、高強度部材(高強度ボルト、高強度鋼)に適用できる画期的で信頼性の高い表面処理である。

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新規性

・ボルトの防錆処理を一般的な溶融亜鉛めっきから、MELめっきに変えた。
・金物付ゴム支承に使用されるボルト強度を、高強度ボルト(強度区分8.8を10.9)に変えた。

期待される効果

・複合サイクル試験3000時間以上の耐食性。
・強度区分10.9以下の六角ボルトに適用可能。
・薄膜(20~25μ程度)なので増径タップは不要。
・トップコートを含めた多層化により、優れた犠牲防食性能。
・MELめっき表層にナイロン12を施した重防食処理が可能。(MEL-N12)

適用条件

① 自然条件
・積雪時、暴風時は適さない。
②現場条件
・最大反力7320kNの固定支承を4基施工する場合において
 必要スペース=約2.25m×10.4m=23.4m2があれば施工可能。
 (1基あたりの支承寸法=2.23m×1.88m=4.19㎡)
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
東京ファブリック工業(株)
TEL
03-5339-0833
企業情報
公式サイト

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