新規性
・従来の単なる円筒状の部品(遠心力で潤滑油が剥離するのを防止するためメカニカルシールの周囲を覆う)から、潤滑油を導く「ガイドベーン」を設け、主軸の回転に伴って発生する遠心力を利用して潤滑油をメカニカルシール全体に安定して供給可能な構造の部品に変更した。
期待される効果
・潤滑油を導く「ガイドベーン」を設け、主軸の回転に伴って発生する遠心力を利用して潤滑油をメカニカルシール全体に安定して供給可能な構造を持つ部品に変更したことにより、
(1)新技術採用製品はメカニカルシールへ潤滑油を安定供給することでメカニカルシールの信頼性(品質)の向上が図れる。
(2)メカニカルシールと潤滑油の交換周期が2倍になることにより、維持管理の手間・コストが縮減でき、経済性の向上が図れる。
(3)新技術採用製品はメカニカルシールの信頼性が向上することで故障発生率が低減されるため、安全性の向上が図れる。
(4)メカニカルシールへの安定した潤滑油供給と冷却性能の向上で、メカニカルシールと潤滑油の交換周期が2倍になるため、耐久性の向上につながる。
(5)メカニカルシールと潤滑油の交換周期が2倍になることにより、維持管理の効率化が図れる。
適用条件
① 自然条件
・液温0~40℃
② 現場条件
・特になし
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し
④ 関係法令等
・特になし