懸濁型超微粒子複合シリカグラウト「ハイブリッドシリカ・シリーズ」

2024/08/28 更新
  • ハイブリッドシリカによる固結体
  • ハイブリッドシリカの固化メカニズム

NETIS登録番号:KT-220015-A

概要

地盤改良の薬液注入に用いる注入材で、超微粒子懸濁型シリカと溶液型シリカからなる複合シリカで、一次反応で複合シリカゾルを形成し、二次反応では水和反応が進行することによりカルシウムアルミノシリケート硬化物が形成され、薬液注入材の中でも高強度で恒久性のある地盤改良注入材である。

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新規性

セメント系固化材(JG-1号)を用いた高圧噴射二重管工法(JSG工法)から懸濁型超微粒子複合シリカグラウト「ハイブリッドシリカ・シリーズ」を用いた薬液注入工法に変えた。

期待される効果

・セメント系固化材(JG-1号)を用いた高圧噴射二重管工法(JSG工法)から懸濁型超微粒子複合シリカグラウト「ハイブリッドシリカ・シリーズ」を用いた薬液注入工法に変えたことにより、
(1)従来技術は、地盤置換による改良となるため大量の建設汚泥が発生するが、新技術は薬液注入工法に用いる注入材料であり、浸透注入による地盤改良を行うため、周辺環境への影響が抑制され、建設汚泥処理費も低減 できるため経済性が向上する。
(2)従来技術は、垂直施工であるため既設構造物周辺・直下地盤での施工は困難であるが、新技術は斜め・水平施工で対応出来るため施工性が向上する。
(3)プラント用地は、従来技術が2セットで150m2程度必要で、新技術は4セットで100m2程度となり、省スペースでの施工が可能である。

適用条件

①自然条件
・特になし
②現場条件
・プラント用地として、100m2程度が必要(注入設備、4セット)
③技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④関係法令等
・「薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針」(建設省、昭和49年7月10日)
・「薬液注入工事に係る施工管理等について」(建設大臣官房技術調査室長、平成2年9月18日)

 

  

施工事例・施工実績

工事採用実績

66件
532件
236件

施工手順

会社情報

会社名
地盤注入開発機構
TEL
03-3815-2162
企業情報
公式サイト

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