超多点注入工法

2019/05/23 更新
  • 専用システム(マルチ多連システム)

NETIS登録番号:KK-120050-A(旧登録)

概要

構造物直下の液状化対策工法、軟弱地盤処理工法

新規性

・環境配慮型の注入材や、生分解性注入管を開発した。
・瞬結型および懸濁型薬液に対応可能な注入設備を開発した。
・従来は手動であったが、作液誤差1%以内の全自動ミキサーを開発した。
・従来では200m2以上のスペースが必要だった注入設備を100m2以内となるようにコンパクトにした。
・従来は手計算だった限界注入速度試験法を自動化した。
・32点を個別に制御しながら注入を行えるシステムにした。

期待される効果

・環境配慮型の注入材、生分解性注入管を開発することで、環境負荷低減を図り、周辺環境の影響抑制が期待できる。
・瞬結型および懸濁型薬液に対応する注入設備を開発したことにより、高透水性砂礫地盤への適用が可能になり、適用範囲が拡大し、施工性が向上した。
・全自動ミキサーを開発することにより、作業人員を減らし省人化を行える、また配合精度が向上し、品質が向上した。
・注入設備をコンパクトにしたことにより、狭隘地での施工が可能となり、施工性が向上した。
・限界注入速度試験法を自動化したことにより、注入速度決定が迅速になり、施工性が向上した。
・32点を個別に制御しながら注入を行えるシステムにしたことにより、全体として急速施工を行いつつ、地盤状況に応じた注入仕様の設定が可能で品質が向上となり、既設構造物や周辺環境への影響も抑制できる。

適用条件

① 自然条件
・豪雨、強風、豪雪によっては施工不可。
② 現場条件
・注入設備 7×14=98m2
・削孔設備 7×7=49m2
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
・制限なし。
・機械保有条件 専用機械保有台数8セット
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • アルカリ中和装置
  • 単相用グラウトモニタ
  • 二重管ボーリングロッド
  • 複相用グラウトモニタ
  • メタルクラウン
  • 薬液注入管
  • 薬液注入ポンプ
  • ロータリーパーカッション式ドリル

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
日本基礎技術(株)
TEL
03-3476-5701
企業情報
公式サイト

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