生分解性土のう袋

2024/08/29 更新
  • 生分解性土のう袋

NETIS登録番号:QSK-220002-A

概要

港湾工事,河川工事,道路工事などに使用する土のう袋であり,植物由来プラスチックであり生分解性を有するポリ乳酸を主原料としている。
最終的に分解されるため,回収作業の必要がない。
ポリ乳酸は誤食しても生体への影響は小さいと言われており,使用途中にマイクロプラスチック化して流出した場合も環境への影響が小さい。
生分解性を有するため,分解に寄与する微生物が存在する環境においては,最終的に自然に還る資材である。
さらに,植物由来プラスチックであるため,製造から廃棄までに排出する二酸化炭素量を削減できる。

続きを見る

新規性

従来,土のう袋には石油由来プラスチックであり生分解性を有さない材料(ポリプロピレン等)が使用されていた。
これに代わり,生分解性を有し,生体への影響が小さいと言わている,植物由来原料のポリ乳酸(PLA)を主材質に使用した。

期待される効果

使用後に分解されるため,回収作業が不要となり,トータルコストを削減することが期待される。
従来の土のう袋では,使用または残置において劣化して流出した場合に,マイクロプラスチックなどとして半永久的に存在してしまうが,生分解性土のう袋は分解されるため,プラスチックごみを削減することが期待される。
また,PLAは誤食しても生体への影響が小さいと言われており,環境や生物に悪影響を与えにくいと期待できる。
さらに,主原料が植物由来プラスチックであるために,生産から廃棄までに排出する二酸化炭素量を削減できるため,地球温暖化の緩和に寄与することが期待できる。

適用条件

①自然条件
特になし
②現場条件
中詰め作業,設置,回収可能なスペースが必要
③技術提供可能地域
技術提供地域については制限なし
④関係法令等
特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
0件
0件

施工手順

会社情報

会社名
ニチモウ(株)
TEL
03-3458-3020
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法