橋梁用伸縮継手撤去装置リペアコント

2024/08/30 更新
  • リペアコント設置図

NETIS登録番号:KK-220027-A

概要

・ステンレス製の扁平化させたパイプジャッキに水圧を加えることで膨張させ、伸縮継手の後打ちコンクリートをアンカーボルト下面で面破断させることで、伸縮継手のブロック状の一括撤去を実現する。
・コンクリートの破断面に設置するシステムアンカーは、六角ボルトと、その上部に鉸めにより接続した鋼材からなり、システムアンカーと打込みアンカーとを接続するための高ナットと角ワッシャを含む部材で構成される。
鋼材部では伸縮装置の固定、溶接の支持を担うとともに、伸縮装置の取替時に六角ボルトとの鉸め部で脱却する構造である。
脱却後、破断面には高ナットと六角ボルトが残留し、再度システムアンカーを設置できる構造であるため、再設置時にアンカー孔の削孔が不要となる。

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新規性

・水圧によりパイプジャッキを膨張させることで、コンクリートを破断させる装置であり、カッター工との併用により伸縮継手のブロック状の撤去が実現するため、斫り作業が大幅に軽減される。
・伸縮装置のコンクリートアンカー上部にシステムアンカーを高ナットによって接続し、システムアンカーは分離する構造であるため、伸縮装置再設置時にアンカー孔の削孔が不要となる。

期待される効果

・パイプジャッキを使用し、斫り作業が軽減されることにより、粉塵、および騒音と振動が低減され周辺環境への影響抑制。
・水圧ポンプによりジョイントを後打ちコンクリートごと撤去できるため施工人員・施工時間の削減にもつながり施工性の向上。
・システムアンカーを使用し、伸縮装置再設置時にアンカー孔の削孔が不要となるため既設床版の損傷を抑制できる

適用条件

①自然条件
・品質確保の観点から、悪天候(強風、強雨、降雪)時は施工を行わない
②現場条件
・伸縮装置施工に必要な作業スペースと同等である
③技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
20件
0件

施工手順

会社情報

会社名
キンキ道路(株)
TEL
06-6364-5751
企業情報
公式サイト

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