新規性
・止水材を弾性シールからジャバラ状ゴムシートに変更し、その接続にファスナー式を採用した。
・従来技術は伸縮量や短縮伸長時の根元距離に基づき鋼製フィンガージョイントの長さ、高さが決められていたが、新技術は荷重支持板の耐力計算に基づき製品高さおよび長さを決める方法に変えた。
期待される効果
・荷重支持板の耐力計算に基づき製品高さおよび長さを決める方法に変えたことにより、鋼重軽減となり、製品費が低減されると共に、施工での省力化により経済性が向上し、工期の短縮が図れる。
・止水材を弾性シールからジャバラ状ゴムシートに変えたことにより、従来は伸縮装置外へ止水材が逸散していたが、逸散がなくなり、長期にわたって止水性を維持できる。
・止水材の接続をファスナー式に変えたことにより、任意の箇所での接続が可能となり、任意の施工分割が可能となった。これにより、補修工事の場合は、任意の施工スペースに対応可能となり、交通規制の影響を抑制することができ、周辺環境への影響抑制が図れる。
適用条件
① 自然条件
・特になし
② 現場条件
・施工スペースは、3LⅡA-350の製品長5mの時、3m×6m=18m2である
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし
関連リンク
・「資材・工法データシート」特集ページ
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取材記事「道路橋用ハイブリッドジョイント3LⅡAタイプ」 |