新規性
・計測器をトータルステーションと計測ターゲットから、レーザートラッカーと計測専用冶具に替えた。
・設置・撤去が必要な計測ターゲットから、任意の点を直接計測可能な計測球に替えた。
・計測ターゲットを使用する計測制御ソフトウェアから、計測球と計測専用冶具を使用する計測制御ソフトウェアに替えた。
期待される効果
・レーザートラッカーと計測専用冶具に替えたことにより、機器の導入費用は高くなるが、作業時間の短縮により経済性が向上する。
・レーザートラッカーと計測専用冶具に替えたことにより、時間の掛る計測ターゲットの設置段取りが不要となり、計測球で直接計測可能なため、作業工程を短縮できる。
・計測球と計測専用冶具を使用する計測制御ソフトウェアに替えたことにより、空中のボルト孔中心や、エッジ、頂点などの計測が自動計算で容易となり、施工性が向上する。
・任意の点を直接計測可能な計測球に替えたことにより、計測球は繰り返し使用が可能で消耗品の計測ターゲットのような廃棄物が発生しないため、周辺環境への影響が向上する。
適用条件
① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・レーザートラッカーの設置スペースは、1.0m×1.0m程度が必要。
・計測対象物から、+1.5m程度のクリアが取れること。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- 計測球
- 計測冶具
- ソフトウェア
- パソコン
- レーザートラッカー