災害発生時の緊急対策 |
災害発生時に国や地方自治体が「緊急災害対策本部」を設置する一方で、被災現場では迅速な初動対応が求められる。物資はもちろん電源供給や通信機器、給水設備はライフライン確保の重要課題として各分野で環境整備が進められている。
本特集ではこのような緊急時に建設現場で有効な役割を果たすメーカー資機材を紹介する。
2022.07.27
【特集記事】三和エナジー株式会社
燃料供給を通して幅広い業務を強力にサポート
移動式給油機「どこでもスタンド®」
非常時のサプライチェーン維持を目的に、これまでの石油荷役のノウハウと東日本大震災での燃料支援の経験から、安全でどこででも活用できる移動式給油機。
OPEN現場「緊急時警報共有システム」
建設現場に設置した各種監視システムで施工現場の安全対策、環境対策、災害、盗難防止対策に活用できる
LPガスエンジン式フルパッケージ型全自動発動発電装置(非常用発電装置)
災害等により商用電源が停止した時、LPガスを燃料とした。 ガスエンジン式発電装置を非常用電源として使用する。
仮設工事用非常灯LED照明「SSライト」
バッテリーを搭載したLED式仮設工事用非常灯であり、ICチップを搭載し、照度切替機能により500lmと1000lmに明るさを切り替えることができ、スイッチシステムにより一括消灯ができる。 また、一括消灯時には、消灯前の照度状態を記憶し、再点灯時には消灯前の照度状態にて再点灯できる。 さらに電源喪失時には長時間の点灯により待避行動における安全性が向上する。
災害備蓄用 紙製食器beak
災害備蓄用紙製食器 beak(ビーク)は、糊や接着剤を使わない省スペースに大量保管可能な組立式の折り紙食器。環境に配慮した用紙を使用しており、FSC(森林認証紙)として抄造。シートに切れ込みと筋押し加工をすることで、糊や接着剤、留め具などを使わずに、強固な組み立て式の紙容器を実現した。
自然災害防災システム ZEROSAI
現場に設置した気象観測機器のデータで気象予測を行い伝達する技術
震災対策用機械式緊急遮断弁EIM-7型シリーズ(バタフライ式)
震災対策用の機械式緊急遮断弁は、地震災害時などにライフラインの確保に威力を発揮。
ソーラー充電式LED街路灯「恵みの光」
LED街路灯にソーラーパネルとバッテリーを搭載し、防災・防犯効果が期待できる、独立電源のLED街路灯。
ソーラー蓄電ユニットハウス
太陽光発電とリチウムイオン蓄電池を装備したユニットハウス。自社工場にて約90%を完成させて現地に搬入するため、現場での電源引込み工事は不要で設置後すぐに利用開始できる。
プラダンハウス
プラスチックダンボール製で軽量、コンパクトな折りたたみ式のトイレハウス。トイレ、着替え、簡易シャワー等多目的に使用できる。
モバイルシフォンタンク
中小規模水道に最適な浄水設備、緊急災害時の浄水装置としても活用できる。 従来のシフォンタンクは浄水場や工場等など、設置スペースが確保できる常設のみに限られていたが、「シフォンタンク」の特性は生かしつつも、さらに幅広い用途に利用できる「モバイル(移動式)シフォンタンク」を開発した。 設置型シフォンタンクをコンパクトにユニット化したためトラックなどへの車載も可能で、給水人口の減少や施設老朽化、技術職員の減少などの課題を抱える中小規模水道に最適な自立分散型水道スタイルとして数多くの導入実績を有する。