新規性
・アスファルト舗装に曲線、直線上に発生するひび割れに沿って溝状に切削する専用カッターを開発した。
・シール材はアスファルトに特殊ゴムを重合させることで接着性、伸縮性、を改良することで追随性を向上させた。
期待される効果
・ひび割れの深部までシール材を浸透しシール材のひび割れの再発を防ぎ舗装の寿命を延長することが期待できる。
・アスファルト舗装の修繕候補区間のうち、ひび割れ率25~35%において「予防的修繕」を行うことが切削オーバーレイなどの従来工法と比較してコスト効果が期待できる。
適用条件
① 自然条件
・以下の条件のとき施工(養生期間も含む)は不可となる。
天候:降雨・降雪時や降雨後の路面が濡れている時。また、降雨・降雪が予想される時。
気温:4℃以下の時。
② 現場条件
・使用機材:専用ひび割れ切削カッター(ペーブメントカッター200)、専用注入機(スーパーショットメルター)、清掃機(切削溝の清掃用)、加熱ランス(温風装置、切削溝の水分除去用)が必要。
・作業スペース:施工延長×1車線幅のスペースが必要。
・交通規制:1車線ごとの交通規制が必要。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供が可能。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- 加熱ランス(温風装置)
- 清掃機(切削溝用)
- 切削カッター(ペーブメントカッター200)
- 専用注入機(スーパーショットメルター)