新規性
・使用する材料を速硬型のポリマーセメントに変えた。
・使用する材料を紛体および樹脂に分けて施工前に混合するタイプに変えた。
・使用する材料を流動性の高いものに変えた。
期待される効果
・速硬型のポリマーセメントに変えたことにより、タイヤのねじり作用に対する飛散抵抗性が向上し、品質が向上する。
・速硬型のポリマーセメントに変えたことにより、既設舗装との接着性が向上し、品質が向上する。
・速効型のポリマーセメントに変えたことにより、薄く施工できるため、経済性が向上する。
・紛体および樹脂に分けて施工前に混合するタイプに変えたことにより、1年以上保存することができるため、品質が向上する。
・流動性の高いものに変えたことにより、コテで薄く敷きならすことができるため、施工性が向上する。
適用条件
① 自然条件
・降雨あるいは降雨が予想される場合を除く。
・保管する場合は、3℃以下あるいは、40℃以上とならないようにする。
② 現場条件
・アスファルト舗装およびコンクリート舗装のいずれも適用可能。
・作業スペース、資材保管スペース等の制約については、一般的な舗装施工と同等。
・補修施工面は平坦でも凸凹があっても適用可能。
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④ 関係法令等
・道路構造令の解説と運用(社団法人 日本道路協会 2004年2月)